毛髪の性質と機能

毛髪の誠意質として保水力があげられます。

 

 

保水力を応用した方法がコールドパーマやヘアダイ?

普段お風呂上がりに髪のセットしやすいという理由は、毛髪の保水力がすごいという特徴があるためで、お風呂で髪を洗ったり湯気によってむされた髪の状態は、普段の30%から35%という水分を吸収する作用があります。

 

吸収した髪の状態は保湿効果たっぷりで、髪の長さや太さが通常の大きさよりも15%から17%という保水効果によって、大きく太く、しかも伸ばしやすくセットもしやすくなるという、髪が膨張してしなやかな弾力を帯びて来るという特徴があります。

 

 

また、コールドパーマやヘアダイなどは、この作用を応用して毛髪に化学変化を与えた方法と言えます。

 

 

 

毛髪は熱に対してどう反応する?

毛髪は熱に対して弱い部分があります!

 

 

と聞いて、あなたは「ハッ!」っとしませんでしたか?

 

 

毎日かけているドライヤーが「髪に悪いだろうな?」なんて気にしている人は多いと思います。そんな気をもんでいる人の気持ちをよそに、髪は着実に自然の保水力や光沢を失いつつあります。

 

なぜなら、髪は熱によって変性してしまうからです。

 

 

ドライヤーで最もやってはいけない方法とは、湿熱による方法です。

 

どういった方法かというと、お風呂上がりの乾ききっていない髪に乾燥も含めてドライヤーをかけてしまうという方法です。なぜこの方法が髪に悪いのかという理由には次のようなわけがあるんです。

 

 

湿熱によるドライヤー使用が悪い訳とは?

水の特性として、濡れたところでは水同士が馴染見やすいという特徴があります。また乾燥した部分では、水同士が混ざりにくいという特徴もあります。この水の特徴を頭に入れて次に説明する内容を考えてみてください。

 

 

ドライヤー男女

お風呂などに入り、洗髪などによって髪が濡れて十分に潤っている状態になっています。

 

キューティクル部分もキューティクル同士が重なっている部分も十分な水分の潤いによって満たされ、内部のコルテックス部分と水分同士がつながっている現象になっています。

 

 

 

こうした状態になっている部分へドライヤーなどの高熱を与え続けると、さすがに髪はしっかりと乾燥されます。

 

しかし、水分という特長には乾く段階でキューティクルの外側部分だけでなく、水分の分子構造がくっつき合っている部分は続けて乾燥していくという、特性があります。

 

 

 

どういったことか詳しく説明すると、キューティクル部分と内部のコルテックス部分は水分同士の分子が寝れたままでくっつき合っているからです。くっつき合っている水分は僅かなすき間でも分子が離れず続けて水分を乾かそうとします。

 

つまり、キューティクルの僅かな間の水分によって中のコルテックス部分も乾きの対象となり、毛髪内部もドライヤーの熱によって乾いてしまうのです。

 

ドライヤー男女

 

湿熱によるドライヤー使用には、こういった良からぬ悪い作用があるため、ドライヤーを掛ける前にはかならず乾いたタオルなどでなるべく髪の水分をとって、乾熱方法によってドライヤーをかけるようにした方がいいという結果になるのです。

 

湿熱と乾熱の違いは、熱効果にもデーターなどが出てハッキリとわかっていることです。

 

 

 

乾熱時のドライヤー使用では、80度から100度で髪の強度が低下してくるそうです。120度になると膨張が始まり150度では髪の成分であるシスチンが減少し始めて変色も始まってくるそうです。180度までになってくるとα-ケラチンからβ-ケラチンへと変質されるそうです。

 

 

因みに、α-ケラチンとは、自然界に存在している天然のケラチン成分です。つまり、わたし達のからだのなかに存在しているケラチンということになります。

 

β-ケラチンとは、α-ケラチンが熱や圧力などによって変質されて出来た、元のα-ケラチンよりも水分が放出され収縮する現象が起きた状態によって出来たケラチンです。

 

 

毛髪が痛みだすと加速する恐れがありますので、毛髪の痛みを気にしているのであれば、なおさら毛髪をしっかりと乾燥させてから、乾熱時でのドライヤー使用を行うようにしてみてくださいね。